私について -my story-

手作りの絵と動画でみんなに癒しを!軽井沢ペンペン工房代表の吾桑夕(あそう ゆう)です。

私の生い立ち

東京の下町育ちの私は子供のころから勉強もできず、体育も苦手。 そんな私が唯一好きだったことが絵を描くことでした。 家ではチラシの裏にウサギの絵を描いて、学校のノートにもウサギの絵。 でも友達に「ウサギは2本足じゃ歩かないよ。それにそんなに耳は大きくないし」 と言われてからは人前で描くのをやめました。 親に行かされていた個別指導の塾でも問題を解かずにウサギの絵を描いては怒られてばかり。 塾に行くのも嫌でした。

はじめての出会い

そんなある日「今日から新しい先生です」と紹介されたのは初めての男の大学生の先生。 うわー、どうしよう。
先生の説明は丁寧でしたが、5年生で九九も覚えていなかった私は結局理解できず。 結局先生の目を盗んではノートの橋にウサギの絵を描いていました。 ある日見つかって言われたひと言。

先生「かわいいね」
私「???」

自分の絵をほめてくれる人は初めてでした。 その先生も絵が好きで、お返しにカメの絵を描いてくれました。 自分の絵を、自分のことを認めてくれる人がいる。それが今の自分の始まりでした。

「好き」は700kmを越えて

そんな先生も就職で岡山へ。先生はいつしか彼氏に変わっていました。 私はたくさんの手紙と絵を送りました。彼はとても喜んでくれました。 初めて一人で新幹線に乗って岡山へ行きました。 山陰、四国、きれいな海、緑さわやかな山。いろいろなところへ連れて行ってくれました。

私が高校生になった頃、彼は転職で埼玉に戻ってきました。とてもうれしかった。 一年に2、3回の出会いが毎週になりました。自分でかいた絵や、物語をたくさん送りました。 彼はそんな贈り物をとても喜んでくれました。

理解してもらうことから、人を励ますことへ

でも、ある日、そんな唯一の理解者であった彼が、うつ病に。 会社を休み実家のある大阪に帰って療養することになりました。 また離れ離れに。でも、私はあきらめずたくさんの手紙を送り、 そして今度は初めて一人で飛行機に乗って彼に会いに行きました。 彼が高校生のときから飼っていた実家の猫が亡くなった時も、 いままでの彼と猫との思い出を絵本にして送りました。彼は涙を流して喜んでくれました。

そのとき生まれたのが当工房のメインキャラクターである猫のミーと、ペンギンのペンペン。 ミーは彼が飼っていた猫そのまま、ペンペンは二人の初めてのデートで彼が買ってくれた イワトビペンギンのぬいぐるみが元になっています。

やがて復職した彼と結婚。 披露宴ではこんな二人のなれそめを、ミーとペンペンの動画で披露しました。 両親はもちろん、招いた友人も感動してくれました。
彼が昔から住みたかったと言う軽井沢に新居を建てて、娘も懐妊。 その時の私は幸せの絶頂にいたと思います。

涙をふいて、工房の立ち上げに

しかしそんなある日、彼がうつ病を再発してしまったのです。 休業手当は出るとは言え、ガタ減りになった収入、のしかかるローン。 新居をあきらめろと怒る両親、産業医。 私は毎日生まれたばかりの娘を抱えて、泣いてばかりいました。
彼の強い意志と、家族の理解でなんとか軽井沢の新居に移り住むことができましたが、 私の心は晴れぬまま。明日はどうなるのだろう、生活は、家は、娘は。

そんなある日、結婚式に招いた親友から動画作成の依頼が来ました。 「こないだの披露宴のような動画をぜひ自分たちの式にも作ってほしい」。 私のファンがもう1人増え、そして初めての仕事が舞い込んだ瞬間でした。 自分にもできることがある。泣いてばかりいないで、彼が働けないなら自分が頑張ろう。 そう決心しました。
新郎新婦に熱心に話を聞き、2人の気持ちになって、なれそめの動画を作りました。 結果は大好評! 新婦のお母様がわざわざ席にきて「本当によかった。感動したわ」と言ってくれました。 自分の進むべき道がはっきりと見えました。

この感動を、喜びをできるだけ多くの人に伝えて行きたい。 その思いで「軽井沢ペンペン工房」の看板を掲げ、手作りの絵本や動画を売ることで 生計を立てようと思いました。

はじめての挫折

生まれて初めて経営コンサルタントの人に相談。 「ママまつり」というママばかりが集まるイベントで初めてお店を出展することになりました。 準備で大忙し。でも結果は…惨敗。 友人が絵本を1冊と知人が絵ハガキを3セット買ってくれた以外は一般のお客様には見向きもされず。 商売の厳しさを思い知りました。 「良い商品と売れる商品はいつもイコールではない」。 そのことを心に刻み、旦那さんとなった彼と再起を誓いました。

再び立ち上がろう

彼の休業手当にも期限が迫り、背水の陣となった今、私たちは必死に、でも優しさは忘れずに多くの人たちに安らぎと癒しを与えて行けるように努力します。

世の中は暗いニュースばかりです。 何か事件が起こるにつけ、すぐに心がくさくさしてしまうのは これをご覧いただいている皆様が感じていることではないでしょうか? 軽井沢ペンペン工房はそんな世の中で1つのともしびを守り続けます。
家族の愛。
本当に大事な人にだからこそ、真剣な作品をお届けしたい。そう願って止みません。

ここまで読んで頂きありがとうございました。どうぞサイトをごゆっくりとご覧になってください。